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13周年、14期目を迎えました。-2025年4月

2025.04.19 | お知らせ

平素より格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
皆様の温かいご支援のおかげで、スケールスイートは2025年4月、おかげさまで13周年を迎えることができました。
こうして14期目をスタートできるのも、ひとえに皆様のご理解とご協力の賜物と深く感謝しております。

前期13期目は、「できるだけ速く、できるだけ広い範囲により良いサービスをお届けする」という目標を掲げ、邁進してまいりました。
その結果、これまで以上に多くのお客様の課題解決に貢献できたと実感しております。
しかしながら、そのスピード感ゆえに、私たちの取り組みが十分に伝わらず、ご心配をおかけする場面もあったかもしれません。
そのような状況にも関わらず、温かく見守り、力強いサポートを賜りましたこと、改めて深く感謝申し上げます。

皆様の寛大さには、言葉では言い尽くせないほどの感謝の念を抱いております。
結果として、私たちの意図をご理解いただけた際には、格別のご評価をいただくことができ、大変光栄に存じました。

スケールスイートが大切にしていることの一つに「理解」があります。正しく意図が伝わらないことは、私たちにとって非常にもどかしく、誤解が生じることで正当な評価をいただけないことは、悲しみだけでなく、不安や焦りにも繋がります。

それは、目標に向かって進む上での迷いとなり、自信を揺るがす要因にもなりかねません。

しかし、私たちは「正しく伝わらない」ということは、決して特別なことではなく、むしろ日常に溢れた自然な現象だと捉えています。
完全にこの状況をなくすことは難しいと理解しているからこそ、私たちは、できる限り正確に伝えるための工夫と努力を惜しみません。
言葉の壁、文化の違い、それぞれの経験や知識の差など、乗り越えるべき壁は多く存在します。

そのような中で、私たちが決して諦めないのは、「相手を理解する」ということです。
たとえ私たちがすぐに理解されなくても、まずはこちらから深く理解することに努めれば、必ず貢献できると信じています。
「知ってもらいたいなら、先に相手を知るべき」という言い方もできますが、私たちの本質は「貢献のために相手を知り、貢献を最大化するために必要であれば自身を知っていただく」という考えに近いかもしれません。
自身の評価を顧みず、貢献そのものを目的として邁進していく所存です。

もちろん、「正しく伝わらない」ことには孤独感も伴います。
最終的には皆様の温かいご理解とご支援によって報われましたが、そこに至るまでには、多くの方々の支えが不可欠でした。
日頃より信頼していただけるよう、これまで以上に誠実に、感謝の気持ちを胸に、皆様の状況を察し、寄り添える存在でありたいと改めて決意いたしました。

さて、14期目となる今期は、私たちにとってあらゆる面で「再度のスタート」となります。

IT業界は、効率化や利益といった華やかな側面に注目が集まる時期を経て、トラブルやセキュリティの問題、災害への対策、そして働く人々の疲労や疲弊といった課題に真摯に向き合い、制度を整備していく段階に入っています。
これからの時代は、「表面的な模倣」ではなく、「表には見えない、深い知識と経験に裏打ちされた本質的な価値」が求められるようになります。

これは、13年前の創業期、PC導入が一般的になった後に、「PCを使った効率的な業務」から「情報漏洩や事故を防ぐための対策」へと焦点が移っていった状況と非常によく似ています。
私たちは、時代の変化を的確に捉え、この新たな局面が企業の明暗を分けることを深く理解しています。

そのため、スケールスイートでは、現時点でのニーズや要望は少ないかもしれませんが、将来必ず必要となるであろう設備やサービスを、既に取り揃え、検証し、準備を進めております。
独自の工夫により、できる限り安価にご提供できるよう努めております。
この準備を整えることができたのは、信頼できる強力なベンダー各社様、そして業界内で深い理解と力強いご支援を賜る協力者の皆様のおかげです。
そして何より、私たちを信頼し、まだ形のないもの、言葉だけでは伝わりにくいものにも関わらず、導入や採用をご決断くださるお客様の存在が、私たちの最大の支えです。
心より感謝申し上げるとともに、お客様のさらなる発展に貢献できるよう、全力を尽くしてまいります。

健全な事業運営には、目に見えにくい、気づきにくいものが不可欠です。
そのため、必ずしも多くのご要望があるわけではありませんが、私たちは、そのような「必要不可欠なもの」にこそ焦点を当て、事業を通じて貢献し続けてまいります。

今期の「再度のスタート」は、あえて砕けた表現を使うなら「強くてニューゲーム」です。
創業当時には想像もできなかったほど多くの心強いパートナー、積み重ねてきた実績、増強された人員、そして何よりも温かいご支援をくださるお客様。
この恵まれた環境で、私たちは再び創業の頃のような熱意を持って、新たな挑戦に臨みます。
市場や情勢は決して楽観視できるものではありませんが、このような時期に、この素晴らしい環境で再びスタートを切れることに、スケールスイートという組織の可能性を感じています。
私たちは、これまで以上の貢献ができると確信しています。

ビジネスにおいて、ニーズ(需要)はもちろん重要ですが、ウォンツ(欲求や願望)もまた不可欠です。
スケールスイートが創業以来目指しているのは、それらを超えた、言葉や理屈だけでは捉えきれない、深い理解の先にある価値を、お客様の経験を通して認識していただくことです。
組織が、既存の理解を超えた新しい要素を積極的に取り入れることこそが、組織をより強く、しなやかなものにするための糧となると信じています。

私たちは、そのような価値を提供し続けられる存在でありたいと願っています。

今後とも、スケールスイートを何卒よろしくお願い申し上げます。

スケールスイートはおかげさまで13周年